がんばる、ハングル

韓流ドラマにはまり、韓国語の勉強も始めました。「韓国語マラソン」(標準学習期間はとっくに終了)で勉強中です。自分を鼓舞するためにブログを始めました。勉強した内容や韓流ドラマの感想など、韓流を中心に色々お話したいと思います。

グリーンローズ

【ストーリーテレビ

ごく普通の会社員イ・ジョンヒョン(コ・ス)は、愛する女性オ・スア(イ・ダヘ)の父であり電子グループのオ会長(ハン・ジンフェ)を狙った放火、殺人の濡れ衣を着せられる。ジョンヒョンの母(チョン・ヘソン)もスアもジョンヒョンの無実を信じるが、無期懲役を言い渡される。ジョンヒョンの母は、命を懸けて息子の無実を証明する機会を与える為の行動を取る。母にもらった機会を生かし、ジョンヒョンは自分の無実を証明しようとする。看守を振り切り、脱出に成功したジョンヒョンは、中国をさまよいながら再起と復讐のチャンスを狙う。


【おすすめ度(5つが最高)グー
★★★★★

【感想話す(ネタバレあり)

面白かったです。
私はサスペンスが好きで、私にはすごく合っています。
「復活」「魔王」に比べて推理の要素も多少あったかと思います。
犯人の検討はほぼついていたものの、最後までどっちが犯人かわかりませんでした。
できれば次は最後まで犯人の検討がつかない推理ドラマを切望します。

さて、グリーンローズは(見たことがありませんが)アメリカのドラマ「逃亡者」に似ている感じのドラマだそうです。だいぶ前ですが田原俊彦さん主演の「逃亡者」を見たことがあるのですが、基本が似ていますね。無実の罪を着せられた男が真犯人を探す物語。そこにいろんな色付けをさせているのかなと思います。
前半のジョンヒョンは普通の若者でしたが、罪を着せられ落ちぶれていく過程と、中国に渡りチャン・ジュンウォンとして大企業のトップとして生きていく姿とで同じ人間でも全然表情が違うので、コ・スさんはとても演技がうまいんだなと思いました。
コ・スさんの演技と同時に、ドラマ自体も様々な表情を持ったと思います。前半は平和な日常、中盤は裁判や逃亡生活、舞台は中国へと移り、後半は波乱の再会となります。韓国ドラマにしては26話という短い話数ながら、様々な表情を持つドラマになったような気がします。

このドラマを見ていて、私が特に印象に残っているのは以下の3人です。

●ジョンヒョンの母、ハン・ミョンスク
チョン・ヘソンさんが演じています。「ホジュン」でホジュンの母を演じた方です。
登場は前半にちょこっとですが、印象的な役柄です。息子の無実を証明する機会を設ける為だけに自殺します。そうすれば刑務所にいる息子が葬儀に出られるからみたいです。ジョンヒョンが「1日でも出られれば自分の無実を証明できるのに」と発言したことがそう決意させたようです。実際ジョンヒョンは母の遺体と自宅で対面する為に外に出ることができました。
ジョンヒョンは脱出して、様々な紆余曲折を経て最後は無実を勝ち取ることができました。この母の死がなかったらきっと無実を証明できなかったでしょう。すごい母です。
私にも母がいますが、もし自分の為にこんなことをしてくれたら、自分は一生泣き暮らすでしょう。どうやっても恩返しができません。ジョンヒョンが終盤で殺されかけたスアの父・オ会長(ハン・ジニ)に「あいつ(犯人)を許してほしい」と言われた時は本当にショックだったでしょう。自分の母の無念の死を思えば、許すことなんてできないはずですから。

●シン・ヒョンテ
イ・ジョンヒョクさんが演じています。私はこの作品で初めて見ました。
男前だけれど、この方が長いこと映っているとちょっと辛かったです。なぜだろう?
スアを利用していく過程で好きになったのかと思いきや実は幼い頃から愛していたことが後半でわかり、以外でした。彼の生い立ちは気の毒だと思うけれど、ジョンヒョンに対する憎しみは逆恨みに近いものがあると思いました。理知的なイメージだったのに、ジョンヒョンへの思いを終盤で聞いて何となく大した男じゃないと思ってしまいました。
最後に「自分は誰からも愛されたことがない」と言っていましたが、「チャ・ユランがいたじゃないか」と思いました。彼にとってはチャ・ユランに対していささかの気持ちもなかったのか、存在すらしていないのと同じだったのかと思えて、チャ・ユランが気の毒になってしまいました。

●チャ・ユラン
キム・ソヒョンさんが演じています。この方も初めて見た方です。
はじめの頃は鈴木紗理奈さんに似ていると思いましたが、よーく見ると黒木瞳さんに似ていると思いました。
シン・ヒョンテに対して最後まで愛情を持ち続けた人でした。途中憎しみに変わっていましたが、やっぱり完全には憎めないという感じでした。シン・ヒョンテのところでも書きましたが、彼のことを愛し、信じていたのに全く報われていないのがかわいそうでした。途中まではジョンヒョンを陥れた人物として憎らしかったけれど、途中からは彼女が言うように「心の居場所」がない人だったんだと思います。ジョンヒョンに対してかすかに芽生えた愛情と、ヒョンテへの強い愛情、そのどちらも得られずにいました。最後は、「最期」だというのにヒョンテからはストーカー呼ばわりされてしまいましたし。。。

主役のジョンヒョンとスアは言うまでもありません。
この二役はこのドラマの中で一挙に大人にさせられましたね。
近づきたいのに近づけない、お互い名前を呼び合いたいのに呼び合えないもどかしさがありました。
最後は何とかハッピーエンドでしたが、特にジョンヒョンは失ったものが多かったです。
逃亡した挙句に死んだとされた「イ・ジョンヒョン」という名前を取り戻した後、中国の大企業のトップになった「チャン・ジュンウォン」という名前はどうするんだろうと勝手ながら心配になりました。



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